猫を飼う・引っ越す
中学3年生1月末に我が家に猫がやってきました。 (くろちゃんです)
猫
その頃家での私は、目が死んだようになり、生気がなく、何を聞いても返事はない、ジェスチャーでこたえる、何も話さないようになっていました。(母いわく)
家の空気も悪かったです。
そんな時に転機が訪れました。
元々2匹猫がいた祖母の家で、新たに子猫をひきとったと聞きました。
母が少しでも気分転換になればと考えてくれ、2人で見に行きました。
子猫を抱っこしたら久々に私が笑顔になり、
母が「あったかいねぇ」というと
私が「うん」と久々に話し出したそうです。
もうこれだ!と母は思ったそうです。
すると、祖母が1週間くらいトライアルしてみる?と言ってくれ、子猫が我が家にやってきました。
子猫が来たことで家の雰囲気も随分変わりました。
部屋から出てこなかった私もリビングにいるようになり、笑顔が増え、しゃべるようになりました。
そのまま祖母にお願いして子猫を譲ってもらいました。
本当にくろちゃんが来てくれてよかったです。
私の安定剤的な部分があり、先生の許可を頂いてサポート校にも連れて行っていました。
高校生になってからメンタルクリニックに通いだすことになるのですが、コロナ禍ということもあり潔癖症のような症状がありました。
教室でも「あの人があれを触った手のままそれを触ってる」など、今までなら気にならなかったことも気になりだしました。
そんな時、教室に通いにくい時もくろちゃんと一緒なら大丈夫と思え、一緒に通っていました。
引っ越し
団地に住んでいたため、そこで長い間ペットを飼うことができません。
また、環境が変わることで私にもいい影響があればと考えてくれ、引っ越しをすることになりました。
前の家から車で行けるくらいの距離の田舎の一軒家です。
前の家は、やっぱり近所に同級生がたくさん住んでいたので、近くのスーパーなどに行っても、知り合いとばったり会うことが多々ありました。
不登校になってからはそれが嫌だなと感じていたので、引っ越してのびのびできて気が楽になりました。
新居にくろちゃん用のキャットウォークを自分たちでつくったり、そのための買い出しに行ったり、、、、
少しずつですがくろちゃんと引っ越しによっていい影響がでてきます。
くろちゃんが来てくれて、引っ越しして本当によかったです。